DIGってなんだ?
どうも、先ほどまで防災の講座を受講していました霹野です。
詳しくはこちらの記事を参考にしていただきたいです。
こういう講座を取ったよーっていうことなんですけどね。
それの延長戦で本日はDIGとHUGっていうゲームを体験してきたので布教していこうかなと。
記事が多分長くなるのでHUGは明日の記事にします!
DIGってなんだ?
DIGとはDisaster(災害)、Imagination(想像力)、Game(ゲーム)という英単語の頭文字で構成されています。
Digという言葉自体にも掘り下げるという意味があるので、その意味も則ったのかもしれませんね。
災害と想像力という意味がある通り、このゲームは災害のもとがどこにあるかを掘り下げて考えるゲームです。
私もちょっと体験しただけなのでさわりまでしか説明できないですけど、これ、めっちゃためになります。
ゲームのやり方
用意するものは
- 自宅周辺の地図(もしくは見知った土地)を大きく印刷したもの(二人掛けの長机を二つ向かい合わせたものにちょうどぴったりなくらい)
- カラーペン
- 付箋
だけです!
参加人数は四人から六人くらいでした。もっと大人数で行ってもいろんな意見が出てきて面白いかもしれないです。
何グループかに分かれて行うんですけど、私の場合は12チームに分かれていました。一チームの中でまずは話し合いをして、それからもう一つのグループと合体してまた話し合いをするっていうのがゲームの流れなんですけど、ここでなにがゲームやねん、議論やんけ。
ってなったそこのあなた!違います!!そこまでの過程が楽しいんです!!
話し合う内容
ここでは実際に私が体験したゲーム内容の紹介になります。
私のチームでは県内の某所の地図が渡されて各ポイントの標高と地震や津波がやってきた場合にどのような被害が想定されるかを付箋紙に書き込んで張り付けていきます。
この時も協力プレイですね!二人くらいで標高を調べて一人がそれを書き込んでいく。もう一人が被害想定をメモしていってそれをローテーションでくりかえせば色々な意見がでるし、面白い発想もでてきます。
それに見知った場所なのであ、こここんなに標高低いのか、そんなところに市役所……????津波が来たらどうなるんだ??なんてことも気づけるわけです。
そして話し合い。ここでは色々な人の色々な意見が飛び交います。もしも自分がめっちゃ力を持っている人ならここに堤防を作って高波を食い止めて――だとか。
このあたりには高い防波堤があってここに人が避難するぞとかいう知らなかった情報だとか。
とにかくいろんな意見が出ます。
そして二グループの合体。もう一方はその某所のさらに拡大した地図か、もっと遠くでみた地図があります。いわゆる鳥の目とアリの目ですね。
その二つを見比べればまた違った意見が出てくるし、知らなかった情報も出てくる。高台のほかにも小学校の屋上が解放されているけれどここは三階建てだーとか、標高がこれだけしかなかったら沿岸部のお年寄り達はいざとなったらどうするのか。引っ越し以外に手はないのかーだとか。
たった一枚の地図にちょっと標高を書き込むだけで一時間あっという間に過ぎちゃいます。ものすごくためになりました。
期待される学習効果
私の時は年配の方がすごく多かったんで、その地形を歴史的な目線から考察することが多かったんですけど、日ごろの防災意識を根付かせるために小学生とか中学生の教材として行うのもいいかもしれないです。
自分の住んでいる場所の標高を調べさせて津波が来たらまずはどこに逃げるのかを目で見て実際に想像できる。
さらに、身の回りにどんな防災施設があるのかもわかる。
地震大国日本ではいつ何時ものすごく大きな地震が来るかはわかりません。
それに備える危機感をちょっとでも持っておくことが大切だと思います。
追記
実際に体験したもののご紹介という形だったのでもっと詳しい説明は多分こっちに載ってます!
まぁ、隠さなくてもいいかなとは思いますけど、今住んでるのは静岡県です。
それでは!